2010年4月

今後

長い間の懸案事項でもあったヤフーとマイクロソフトの提携がうまく合意して数年のうちに実現されます。
気になるのは今後の展開です。
まずは提携合意の審査があります。
アメリカ政府の独占禁止法の視点からの審査があるのです。
またアメリカだけではなく、ビジネスを行っている国全ての審査が必要となります。
マイクロソフトもヤフーも世界各地でビジネスを展開していますからこれだけでもかなりの数です。
提携合意とこれらの審査プロセスも含めて両社は2年ほどかかると猶予をみています。
もちろん日本もその1つです。
日本国内において特にヤフージャパンはシェア1位のサイトなので、どのようになっていくのかとても興味深いです。
その他にもヤフージャパンと広告パートナー関係の他サイトにも影響があると思います。
今までの利便性が失われないよう、検索結果が正しく表示されより活用しやすくなるようになってほしいと思います。

そしていよいよ提携が締結されたあとはグーグルとの対決が待っています。
マイクロソフトがBingを開始したことで検索市場においてその地位を少しずつ向上させています。
しかしながらグーグルと対決できるレベルには至っていません。
今回のヤフーとの提携でマイクロソフトはやっとスタートラインに立つことができました。
今後スケールメリットを活かしてどれだけ近づけるのか、また市場全体がどのように進化していくのか今後もこの3社から目がはなせません。

Posted by k | 2010年4月 3日 00:55 |

両者の関係性

今回のマイクロソフトとヤフーの提携で両者はグーグルに対抗できるように「WIN-WIN」の関係を目指しています。
今回の提携でマイクロソフトはヤフーに前払いするお金が一切ありません。
ヤフーの手元には契約10年のうち前半5年は自社サイトの広告収入の88%しか入ってきません。
しかしヤフーは今回のマイクロソフトとの提携による利益として1年間で営業利益が5億ドル増えて、設備投資費が2億7,500万ドル減らせると見込んでいます。
それらの浮いたお金でヤフーはWebのポータルサイトやエンターテイメントの事業強化をするそうです。
マイクロソフトとヤフーの間で検索や広告以外の分野、Webサイトや製品、メール、IMなどの他分野に及ぶことはないとしています。
これらの事業分野ではマイクロソフトとヤフーは従来通り競争相手となるわけです。

マイクロソフトは検索分野において世界で2番目の地位を得ることができ、ヤフーの検索技術を独占することもできるわけです。
マイクロソフトとヤフー両社の検索サイトを全面担当するのです。
この10年の間に自社サイトの「Bing」をヤフー技術で強化できます。

具体的な提携の締結時期としてマイクロソフトは2010年の早い時期には契約手続きを完了したいと話しています。
それからさらに両社の検索技術を統合するには数年かかってしまいます。
なにせこれらのWeb統合は本当に大変な作業で膨大な時間がかかるのです。

Posted by k | 2010年4月 3日 00:55 |

グーグルの悩み

インターネットのオンライン検索市場で最大手のグーグルは、ヤフーとマイクロソフトの提携が実現したあとも変わらずに首位の座をキープすると思われます。
しかしながらマイクロソフト、ヤフー、グーグルの3社の中で一番の貧乏くじを引いてしまったのはグーグルだと思います。
今回の提携によりグーグルの独占的支配体制が終わるかどうかは不明です。
グーグルがマイクロソフトとヤフーの提携後にだしたコメントでは「残念です。」というものでした。
「競争相手は多いほうが早く走れる。」とも話しました。
しかしながらグーグルはマイクロソフトがヤフーの牙を抜くことになるとも話しています。
その結果、業界の革新を妨げることになったのではないかとも危惧しています。
マイクロソフトにしても新しくBingを開発したときのような切迫感などがなくなってしまうのではないかとも考えています。

今回のマイクロソフトとヤフーの提携は、ヤフー全体を買収することと比較するととても小さいものです。
マイクロソフトとヤフー2社の検索エンジンを合わせてもユーザーシェアはグーグルの半分にもならないのです。
今回マイクロソフトとヤフーはWebサイト、メール・クライアント、IMサービスは統合しません。
買収が実現していればこれらは全て統合されていたはずです。
アメリカでのヤフーシェアは20%でマイクロソフトと合わせて28%。
シェア第二位になるだけであまり面白みがないと評価する人もいます。

グーグルはユーザーの選択肢が狭くなることを懸念しながらも、変化の激しい時代この市場では統合も避けられないと話しています。

Posted by k | 2010年4月 3日 00:55 |

Bing2

そもそもマイクロソフトがBingを開発した理由、背景をみてみましょう。
この情報化の社会の中でオンラインコンテンツの成長は爆発的で止まるところを知りません。
ユーザーはいまや過剰なほどの情報源の中から必要な情報を探し出さなければならない状況です。
そのためこの過剰な情報の中からどれだけ早く簡単に必要な情報にたどり着けるかが鍵となるのです。
そこを重視して開発されたのがこの「Bing」なのです。

従来の検索サービスではユーザーが検索するまではなんとかフォローしています。
しかしながらその見つけ出した情報をユーザーが活用できるようにはなっていません。
そこに目をつけたマイクロソフトはユーザーがWebを活用する方法について理解するところから始めました。

マイクロソフトは長期的な取り組みとして「サーチイノベーション」を行っています。
このBingはその第一歩なのです。
Bingは3つの点を目標に掲げて開発しました。
まずは一番大事なこと、きちんとした検索結果を表示すること。
二番目としてエクスペリエンスは整理されたものをだすこと。
三番目としてタスクを簡素化して迅速に意思決定できる手助けをすることです。

以上を踏まえて新しくなった「Bing」では検索機能や技術改善を行いました。
一つ目は人名や地名の特定なものに関しては自動的に抽出できるという機能。
二つ目は検索されたワードをきちんと認識できるという機能。
三つ目はコンテンツを要約する技術。
四つ目は検索タイプ別に分類した関連性などを重視した意思決定支援ツールを作りました。

このようにしてマイクロソフトはヤフーと提携を考える前から検索分野に注力してきたのです。
提携が締結した後ヤフーの技術が加わることで今後「Bing」が新たにどのように進化していくのか楽しみです。

Posted by k | 2010年4月 3日 00:55 |

調査

アメリカの司法省はマイクロソフトとヤフーの提携について独占禁止法上の調査を行うことにしました。
マイクロソフトとヤフーが正式に提携を締結するには司法省の許可が必要となります。
以前グーグルがヤフーと広告提携で合意までいったのに、提携を解消したのはこの独占禁止法に違法している可能性を考えてのことでした。

提携後マイクロソフトとヤフーはマイクロソフト側の検索サイト「Bing」を利用することになります。
そしてヤフーはプレミアム検索の広告サービスを2社分行うことになります。
アメリカの検索市場で70%以上のシェアを誇るグーグルに対抗するために今回の提携を結んだ両社です。
両社は提携までに1年半かけてようやく提携の合意にこぎつけたのです。
しかしこれは司法省の規制に触れることはないのか。
またマイクロソフトはこの提携でヤフーの検索技術を独占的に使うことができる権利を取得します。
そしてその技術を自社サイトのBingに統合します。
これら全てに違法性はないのか。
司法省の判断に委ねられることになります。
提携を締結するにはアメリカと欧州の司法省両方の承認が必要です。
欧州連合側が正式に調査をする予定はありません。
マイクロソフトは司法省の調査は最初から予想していたことだと冷静にみていたそうです。
司法省はマイクロソフトにヤフーとの提携について追加情報を提出するように要請も行っていたそうです。
どのような判断をくだすのでしょうか。

Posted by k | 2010年4月 3日 00:55 |

提携詳細

ヤフーがアメリカの証券取引委員会に対して報告書を提出したため、マイクロソフト提携に関する詳細がわかりました。
マイクロソフトはヤフーに毎年5,000万ドルを3年間支払います。
そしてヤフーの社員400名以上をマイクロソフトが雇用します。
ヤフーはこの5,000万ドルから提携に関してかかるコストをまかないます。
マイクロソフト側の検索エンジンである「Bing」がヤフーの検索エンジンに提供されました。
ヤフーはマイクロソフトと2社分のプレミアム検索広告の販売を行います。
これによりヤフーの検索収入の分配率は83%になってしまいます。

提携期間は10年で5年目以降は、ヤフーの独占している広告販売サービスの契約をマイクロソフトが解消できるそうです。
そうなるとヤフーが所有しているサイトの検索収入のうち93%がマイクロソフトのものになります。
最初の5年間は88%です。
しかしこの広告販売の独占契約を解消しなかったときはヤフーの検索収入は90%にUPします。

ヤフーが提携を破棄できる条件としては、ヤフーとマイクロソフトがアメリカ国内で稼いだ検索の1回あたりの収入の月平均がグーグルのRPS一定値に達しなければ提携終了できるというものです。
他にもマイクロソフトが検索市場撤退をすればヤフーは提携解消できます。
マイクロソフトが検索市場売却を決めれば第一の先買権はヤフーになります。
両者のパートナーシップがきちんと稼動を始めるのに約2年かかると予定しています。

Posted by k | 2010年4月 3日 00:55 |

IBM

マイクロソフトとヤフーの提携によりIBM社にも大きな影響がでることになりそうです。
IBMはヤフーと共同開発してエンタープライズの検索エンジンである「IBM OmniFind Yahoo! Edition」を創り上げました。
そしてIBMはこれを2006年から無償で提供を行っています。
この検索エンジンの中にはヤフーのユーザー・インターフェース、さらにヤフーの検索エンジンが採用されています。

これに対しマイクロソフトもエンタープライズの検索エンジンを無償で提供しています。
「Microsoft Search Server 2008 Express」といいIBMのものとは競合関係にあります。
ですからヤフーがマイクロソフトとの提携により検索エンジンを「Bing」にすると、自社製品で競合するような状態になってしまいます。
IBMにしてみても自社製品に競合先の技術を取り入れたという形になってしまうので困惑しています。

両者共に無償で検索エンジンを提供していますが、これらはとても重要な役割を担っています。
将来的に有料モデルにアップグレードしてもらう顧客を取り込むための重要なツールだからです。
現在はっきりしていることは、ヤフーはIBMに対して検索エンジンの提供を今後やめるそうです。
今後IBMがどのような形をとっていくかはまだ明確ではありません。
しかし今後もユーザーにとって使い勝手がいいヤフーとのWebと連携した検索エンジンを無償で提供していくことは続けて行くそうです。

Posted by k | 2010年4月 3日 00:55 |

市場

いよいよ2009年7月29日にヤフーとマイクロソフトの提携が発表されました。
ヤフーとマイクロソフトの提携について実際に実行されるのは1年以上先になります。
具体的には10年間の提携期間でマイクロソフトの検索エンジンである「Bing」と「adCenter」プラットフォームにおいてヤフーの広告を強化します。
提携を発表してからマイクロソフトの株価は上がりましたが、ヤフーの株価は下がってしまいました。
提携発表前と比較すると16%も減少しました。
事前に投資家たちはこの提携によってマイクロソフトはヤフーに対してかなりの現金を支払うことになると考えていました。
しかし実際には株価の急落によりそうはならなかったことで、投資家たちが否定的な反応をしました。
経済状況により周囲を混乱させてしまったことをマイクロソフトのバルマー氏は「まだ何も起こっていない。」と驚きを隠せませんでした。
この提携によって具体的にはヤフーには5億ドルの運用収入があり、設備投資に対して2億ドル節約できることになります。
一方マイクロソフトにはすぐに利益が現れません。
しかし両者の検索エンジンや広告のプラットフォーム統合によりいずれ収益が増えると確信しています。

マイクロソフトの検索事業における失敗は投資が遅れたことによるものと推測できます。
それにプラスして今回のヤフーとの提携が遅れてしまったことも反省要因としてあげられます。
今後このマイナスをいかにしてプラス方面につなげていくのか楽しみです。

Posted by k | 2010年4月 3日 00:55 |

市場競争

過去の交渉決裂から一転して2009年7月再びマイクロソフトとヤフーの検索分野での提携の話が浮上してきました。
マイクロソフトが検索分野を買収するという話もこの時点では残っていました。
これに対して検索市場において市場1位のグーグルは、「市場競争にとってもユーザーにとってもこのマイクロソフトとヤフーの提携はマイナスである。」と話しました。
ヤフーがマイクロソフトの検索エンジンである「Bing」を使用すれば、検索市場の主要なプレーヤーが3社から2社になってしまうので市場競争においてもあまりいいことではないのです。
競争相手は多い方がいい刺激をしあってより高めあい、早く進歩することができるのです。
グーグルにとっては2社の提携により競合があらわれ、オンライン市場においては競争が激化すると予想されます。
しかし検索市場においては、主要プレーヤーが1社減ってしまうことに対する影響は大きいです。
市場勢力の様子が変わって関係各社の競争心がなくなってしまう可能性が大きいからです。
今まではヤフー、マイクロソフト共にグーグルに追いつこうと必死になって検索エンジンの開発を行ってきました。
そのためそれぞれが独創的で革新的なエンジン開発を行うことができました。
競争があるからこそ検索市場が活性化してきたのです。
しかし今回両者が提携することになると、マイクロソフトの積極性がなくなる可能性が高く、関係者は危惧しているのです。

Posted by k | 2010年4月 3日 00:55 |

交渉再開

2009年4月ついにマイクロソフトとヤフーの事業提携に関する話し合いが再開しました。
今回の争点は以前のように買収交渉ではなく、検索事業や広告分野に関しての提携ということでした。
新しくCEOが就任して新生ヤフーとなってから、わずか数ヵ月後の出来ことでした。
この時期マイクロソフトCEOのスティーブ・バルマー氏はヤフーとの提携を重視する考えをよく発言していました。
2008年11月に買収の話が消滅してからの方向転換です。
2009年3月マイクロソフトのスティーブ・バルマー氏はヤフーのキャロル・バーツ氏と会談しました。
その後提携の可能性が十分あることを話しています。
マイクロソフトにとってはヤフーの事業規模が大変魅力だったのです。
マイクロソフトのバルマー氏は、この時点では買収か検索分野の提携か何が起こるかはわからないと話していました。
しかしながらヤフーとマイクロソフトの2社が手を携えてグーグルに対抗できる術を編み出す必要があるとも考えていました。
グーグルの中のサイト「プラットフォーム」のクライアント数はマイクロソフトの3倍以上です。
グーグルには幅広いクライアントがいてさらに良質な広告のリスティングデータベースを持っていることも理由の一つです。

マイクロソフトはヤフーの買収を断念した2008年に元ヤフー社員であった著名な博士や実力のある技術者を10名採用しています。
この中にはヤフーの検索部門、広告技術部門において元副社長で検索分野における著名な専門家のチー・リュー博士が含まれていました。
マイクロソフトが今後ヤフーと技術提携を行っていく上の下地にもなっていると考えられます。

Posted by k | 2010年4月 3日 00:55 |

新生ヤフー2

ヤフーの近年の状況としては、2000年以降8年間もの間グーグルにあらゆる面でマーケットシェアを奪われていました。
広告モデルにコンテンツの配信技術など全てにおいてです。
市場自体の様相も8年間で様変わりしてきたことも理由にありますが、ヤフーは近年優位な状況に立つ事が難しくなっていました。
このようなことからCEOとして就任したキャロル・バーツ氏はすぐにでも決断をくださなければならないことが多数ありました。
コスト面において、あるいはビジネスモデルの根本部分についてです。
検索サービス面においては今後もシェアが低くなっていくと予想されるので、なんとかして食い止める方法を考えなければなりませんでした。
すべてはマイクロソフトとの関係にかかっていました。
その関係性は買収なのか合併なのか事業提携なのかは未定でした。
しかしこの時点で取締役会のメンバーの中にはヤフーの売却について積極的な態度を示す陣営もいました。
バーツ氏をCEOに招き入れたこと自体がマイクロソフトとの買収交渉や事業提携を行わせるためではないかと考える人もいました。
ヤフーはインターネットやコンテンツ、検索分野においてかなり窮地に陥っていました。
ある程度撤退するなどして方法を駆使して失ったシェア確保を取り戻すことを始めるだろうとも考えられていました。
ベテラン経営者のバーツ氏がヤフーを救えるのか、ヤフーの輝きを取り戻せるのかがポイントとされていました。
このようにして新生ヤフーの船出は関係者に新たな光と希望を与えたのでした。

Posted by k | 2010年4月 3日 00:55 |

新生ヤフー

2009年1月ヤフーの次のCEOにはキャロル・バーツ氏が就任しました。
キャロル・バーツ氏はAutodeskの前取締役会長でした。
就任早々のバーツ氏の役割はヤフー社員の士気の衰退を止めること。
そしてオンライン企業の中でパイオニア的存在であったかつてのヤフーの輝きを取り戻すことでした。
社員はやる気をそがれて多くの優秀な存在が他社へ流失してしまったのです。
しかしながらバーツ氏は一般向けのインターネットやメディア事業の経験がないので、アナリストなどの間では不安視される声もありました。
バーツ氏は2006年にAutodeskの取締役会長に就任しました。
それ以前の14年間は同社のCEOを努めていました。
AutodeskはCADのソフトウエアやサービスを行う会社です。
またその他Sun Microsystems、Digital Equipment、3Mなどでも取締役をしていた経験があります。
とても経営経験の豊富な人物です。
しかし今回のヤフーに関しては今までとは勝手が違ったものなので不安視の声が多くあります。
それでも畑違いだろうがなんだろうが戦略を練る力、資本調達力、計画の実効性などに優れた彼女はCEOとして適しているとする声もありました。
今後どのようにヤフーが発展していくのか、マイクロソフトとの関係修復はあるのか興味深いところです。
多くのアナリストたちが新生ヤフーとして取締役会で決めるマイクロソフトからの買収や合併、事業提携などが今後に大きく影響すると指摘しています。

このようにしてCEOが交代したことにより7月の事業提携に向けて新生ヤフーが動き出しました。

Posted by k | 2010年4月 3日 00:55 |

グーグル提携撤回

2008年11月ヤフーと検索広告事業で提携を交渉してきたアメリカのグーグルが提携を撤回したと発表しました。
ヤフーは当初マイクロソフトよりもグーグルとの検索広告事業での提携の方がヤフーにとって有利でリスクも少ないとしていました。
しかしそれが撤回されたことにより、マイクロソフトとの買収話にまた変化が訪れました。
ヤフーのCEOのジェリー・ヤン氏がマイクロソフトからの買収が一番ヤフーにとっていいと話したのです。
業界の中でもヤフーはマイクロソフトかAOLの傘下に入る道しかなくなったと見られていました。
ヤフーはグーグルとの提携話がなくなったことからかなり危機感を募らせて、マイクロソフトが以前提示した買収金額より下回っても交渉に応じる姿勢を見せました。
2008年春の時点でマイクロソフトはヤフーの株を1株31ドルで評価し、最終的に1株33ドルで提示しましたが、ヤフーは1株37ドルを要求したため交渉決裂していました。
グーグルと提携解消になってヤフーが独立企業として事業を今のまま行っていくのは無理だとアメリカの調査会社なども分析していました。
今回のことでヤフーはマイクロソフトよりも弱い立場になってしまいました。
逆にとるとグーグルはヤフーとマイクロソフトの両者を弱体化させることに成功したともいえるでしょう。
グーグルにデメリットは何も被らずにこのような波を起こしたことはすごいことです。
この一件によりヤフーとマイクロソフトの検索事業での提携に向けて加速していったことは間違いないでしょう。

Posted by k | 2010年4月 3日 00:55 |

委任状争奪

2008年7月末ヤフーはマイクロソフトの投資家カール・アイカーン氏との委任状争奪戦を終息させました。
これによりアイカーン氏と合意して株主総会終了後にアイカーン氏がヤフーの取締役会に加わるということで合意することができました。
アイカーン氏はヤフーの株を4.98%も保有する大株主です。
アイカーン氏は8月1日に開かれる株主総会で新取締役を推薦する予定でしたがこれを取りやめました。
そしてヤフーが推薦している新取締役を推薦することに同意したのです。
それまで8人だったヤフーの取締役はこれ以降11人に拡大されることになりました。
従来の8人とアイカーン氏、そしてアイカーン氏が推薦する2人が立候補しました。

本来アイカーン氏はヤフーの一部あるいは全ての株式をマイクロソフトに売却させようとしていました。
そのためにヤフーの取締役会を支配下に置こうと取締役の総入れ替えを画策していました。
これまでヤフーはマイクロソフト側から提案された買収提案を全て拒否してきました。
そのためこの時点でマイクロソフトはAOLの買収に乗り出したと報道されています。
そのような動きの中、ヤフーの株を4.4%保有している投資家であるレッグ・メーソン氏がヤフーの現在の取締役会を支持する姿勢を見せました。
これにより委任状争奪戦を制して取締役会のメンバーを入れ替えようと思っていたアイカーン氏の画策は頓挫しました。

しかし取締役会の中で今後ヤフーとマイクロソフトとの全事業あるいは検索事業の売却や提携について議論するという条件も含まれていたので、アイカーン氏はそれを評価していました。
こうしてヤフーとマイクロソフトの検索事業提携に向けての1歩が踏み出されたのです。

Posted by k | 2010年4月 3日 00:55 |

グーグル

現在インターネット検索市場でダントツの世界一位の座にある「グーグル」です。
このたびヤフーとマイクロソフトがインターネット検索分野において提携することでその座を狙っています。
果たして「グーグル」とはどのような会社なのでしょうか。

グーグル「Google」はアメリカにあるソフトウエア会社であり、インターネットの検索エンジンを運営する会社です。
グーグルは人類が必要とする情報全てを集めて整理するというとても壮大な目的で設立されました。
情報収集は独自開発したプログラムにてWeb上を巡回しながら行っています。
このようにして検索用の索引を作っているのです。
2002年に世界一人気がある検索エンジンとなりました。
それはリンクで重要なページを上位に表示したり、検索対象となるWebを表示に備えて保存したりしました。
これは従来他社が行っていない新しいサービスでした。
日本の市場ではヤフーが1位で、グーグルは2位となっています。

2009年10月このグーグルがさらにインターネットの検索機能を充実しました。
「Search Options」という検索結果を絞り込むことができる機能です。
過去24時間、あるいは過去1週間、1年前、期間を指定することもできる期間別絞込み方法。
さらには過去に自分が訪問したことがあるかないかで絞り込む方法。
他にもショッピングサイトならば価格表示などもできる。
現在インターネットの検索市場において一番のアクセスを誇っているグーグルがさらに多くの顧客を取り込みそうです。
これに対して、ヤフーとマイクロソフトは提携後どのようなサービスを展開していくのかとても興味深いです。

Posted by k | 2010年4月 3日 00:55 |

マイクロソフト

マイクロソフト社は1975年米国にて設立されました。
ヤフーよりもかなり昔に創業された会社です。
1981年に法人化されて1986年には株式公開されました。
1990年に現在のパソコンの基礎ともいえる「Microsoft Windows 3.0」が発売されました。
そして1995年、世界中にマイクロソフト社の名前を知らしめることになる「Microsoft Windows 95」が世界で発売されました。
同年社長のビルゲイツ氏がPCプラットフォーム、公衆ネットワークの統合からインターネットの拡張を概説しました。
その後は数年おきに「Windows 98」や「Windows 2000」「Windows XP」「Windows Vista」などが発売されていきました。
同時進行でビルゲイツ氏は次世代のインターネットサービスに目を向けて戦略をねっていました。

マイクロソフト社の従業員数は2009年6月現在アメリカ国内で約55,000人、全世界で約93,000人です。
社員の平均年齢は36.9歳です。
マイクロソフト社は世界各地に子会社を多数抱えています。
日本にも東京都渋谷区に1986年に設立されています。

このようにコンピュータ業界でソフト開発やシステム開発などで頭角を現して世界一の企業となったマイクロソフト社はインターネットビジネスにも常に目を向けてきました。
そしてヤフーの買収を計画しましたが断念し、ネット検索分野での提携に切り替えて交渉を行いました。
そしてこのたび2009年にヤフーとの提携が決まったのです。

Posted by k | 2010年4月 3日 00:55 |

ヤフー

続いてマイクロソフト提携の渦中にあるアメリカ本社の「ヤフー」こと「Yahoo!」社を紹介します。
Yahooとは「Yet Another Hierarchical Officious Oracle」の頭文字です。
1994年に最初は博士と学生が趣味の延長で創立した会社です。
人と人が互いに通信を行い、業務やアクセスなどを分担して行って情報をつくるという手法で世界的ブランドにまで上り詰めた変わった会社です。
1994年の秋には利用者がすでに100万人を突破しました。
1995年4月には「Sequoia Capital」が200万ドルの資金供給をしてくれました。
1995年秋にはロイター社とソフトバンクから資金提供を受けました。
Yahoo!の利用者は現在世界で5億人以上と言われ世界最大のオンラインネットワーク会社となりました。
1995年当時50人にも満たなかったYahoo!社の従業員も10年後には12,000人以上にもなりました。
Yahoo!社には世界中に20箇所以上の市場があり、ヤフージャパンもそのひとつです。
本部はカリフォルニアにあります。
Yahoo!社はユーザーと広告主と出版社共に原動力となって運営されています。
これらの人全てをYahoo!社の製品とネットワークによってつないでいるのです。
さらにユーザーはもちろん従業員にも公的な権限を与えています。
Yahoo!社はオンライン製品とサービスの提供を行い、世界中でネットユーザーをつないでいます。
今回この世界最大のネットワーク会社がマイクロソフトとネット検索分野で提携することになりました。
今後どのようになっていくのか、ユーザーへのメリットは何か行く末をきちんと見守っていきたいと思います。

Posted by k | 2010年4月 3日 00:55 |

ヤフージャパン

ここでこのたびのマイクロソフト提携に関連してヤフーの日本法人の紹介をしましょう。
社名は「ヤフー株式会社」、「Yahoo Japan Corporation」です。
主な事業としてはインターネットでの広告事業やイーコマース事業、そしてヤフーの会員サービス事業などを中心に行っています。
ヤフージャパンの本社は東京都港区のミッドタウンタワーにあります。
1996年に設立されたまだ新しい会社です。
従業員数は約3,800人近くいて2009年6月現在社員の平均年齢が32.6歳といまどきのインターネットビジネスを取り扱う会社らしく若い会社です。
その後1997年11月に店頭市場に登録され、2003年10月に東京証券取引市場の一部上場を果たしました。
2007年2月にはジャスダック証券に重複上場しました。

人気検索サイトの「Yahoo! JAPAN」を運営しておりサービスの種類や質の向上に努めてきました。
その結果利用時間の増大、さらには利用者の増やすことにも成功しました。
いまや圧倒的なアクセス数のナンバーワンインタネットカンパニーです。

企業としては、ユーザーが安心して利用できるインターネット社会作りをすること、フェアプレーの精神で行動して企業として社会的責任を果たすことを目標としています。
特にインターネット社会では個人情報の管理が重要となってきます。
そのためにもセキュリティ面などにおいても特に管理をしっかりと行い、ユーザーの安全確保を行っていきます。

このたびマイクロソフト提携によって、アメリカのヤフーがどのように変わりその影響が日本のヤフージャパンにどのように関わってくるのか楽しみでもあり心配でもあります。

Posted by k | 2010年4月 3日 00:55 |

マイクロソフト日本

先程も述べましたが世界各地に本当に多くのマイクロソフト社の子会社が存在しています。
日本にも東京に本社を構えてマイクロソフト株式会社が設立されています。
日本のマイクロソフト社は2009年7月現在従業員数が約2,400人います。
平均年齢は米国とほぼ同じくらいで36.7歳です。
資本金は約5億円です。
事業内容としては、コンピュータのソフトウエアや関連製品の営業とマーケティングを行っています。
またユーザーの満足度アップのために様々な取り組みも行っています。
基本的な考え方としては会社の方針の範囲内で社員がユーザー1人1人の声を聞き業務に反映させるというものです。
具体的にいうと、ユーザーニーズの高いライセンスなどについてわかりやすくして、必要なものは簡単な方法で入手できるように努力しています。
利用側からするとこれは本当に大事なポイントだと思います。
他にも製品品質の改善を常に行って日本品質の確立を目指しています。
インターネットなどを使う際にもっとも重要となるセキュリティ面についても、ユーザーが安心して利用できることを一番に考えて行動しています。
米国本社に負けず劣らず日本のマイクロソフト社も日本のユーザーに利用しやすい環境を提供しようと努力しているのです。

今後米国のヤフーとマイクロソフト提携によりどのような影響があるかはまだわかりません。
具体的にどのようなサービスが増えてユーザーにとって何が便利になるのでしょうか。
何よりもヤフーとマイクロソフト提携がうまくいき、今よりもよりよいインターネット環境が確立されることを望みます。

Posted by k | 2010年4月 3日 00:55 |

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